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1年延期

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2021年9月に計画されていた100周年のGMG(giornate mondiali guzzi=モトグッチDAY)。モトグッチ・ワールド・クラブから参加確認を求められていたこともあって、モトグッチ・オーナーズ・クラブ・オブ・ジャパン会長共々8月の初旬あたりまでは「行ける状況であれば参加しよう」と考えていました。ただしワクチン接種済みであればイタリア入国時は何もないものの、日本帰国時には2週間の隔離義務があるので「そこが悩みどころですね〜」、などと話していたのですが、そのうち日本だけでなく世界的にCOVID19を取り巻く情勢がみるみる悪くなり、ついにGMGの1年延期が発表されました。行くか行かざるか悩む必要がなくなりまして残念やらホッとするやら(笑)



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世界中からグッチスティを集めることはやめたものの、現地では静かにモトグッチの100周年を寿いでいるようです。写真はマンデッロの10kmほど南にあるこの県の中心都市レッコで公開された24時間鑑賞可能(夜はライトアップ)の展示です。
「モトグッチの神話を写真で巡る旅」 モトグッチの軌跡を示すたくさんのモノクロ写真と、コモ湖畔でモトグ
ッチの歴史的モデルを撮った美しい写真が並べられています。



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マンデッロ・デル・ラーリオ市の実行委員会もイベントを実施予定です。パンフにQuattro chiacchiere と書かれていて「雑談しようぜ」という感じのイベントのようです。
 
6日20:45〜(現地時間) ルマン850〜1000ccの開発に関わった関係者による「雑談」(トークショーですね)。Lecco FMのストリーミング視聴が可能です。
 
7日21:00〜(現地時間) 市庁舎が面しているカヴール通りでの100周年壁画の除幕式 人を集めずにLecco FMでの視聴のみのイベントです。
 
8日20:45〜(現地時間) 3冊のモトグッチ100周年本(ピアッジオ監修の本ではありません)の関係者たちによる「雑談」。Lecco FMのストリーミング視聴が可能です。
 
10日20:45〜(現地時間) レッコの若き映像作家ユーリ・パルマによるモトグッチ100周年に向けたフィルムの上映。Lecco FMのストリーミング視聴が可能です。
 
10〜12日 「モトグッチ 家族の歴史」中学生たちによるインタビューや写真を集めた展示。入場にはワクチン接種証明書の提示が必要
 
11日 ミラノの東の郊外のモーターサイクリストたちのドキュメント・フィルムの上映。
 
日本では時間帯が早朝になりますが、ストリーミングで見られるものもありますのでよかったらご覧ください。



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近づく100周年の記念の日に向けてイベントの知らせが届く中、何日か前にヘリポート上の画像がネットを駆け抜け、世界(と言ってもモトグッチ界に限るのかもしれませんが)をザワつかせました。ついで各メディアがスクープと報じ始めました。モトグッチV100スポーツツアラー現る!V100というのは1000ccということです。ただ何故1200や1400ではなく?あくまで100周年に合わせたかったのでしょうか? ちなみにSport tourerが正式なニックネームかどうかはまだ不明です。


  
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モトチクリズモ誌が速報で書いたところでは、Vバンク内側に吸気系、シリンダー外側に排気系、液冷、110馬力、という情報でした(120馬力と書いているところも)。それにしても馬力などが伝わっているわりには微妙にピントが合わない画像ばかり出回ってるのは・・・・・・ちょっと話題作りはするけど本番までは全てを明かさずというメーカーの意向を受けてのことなのでしょうか(笑)。
 
このボケ画像を見ると、片持ちスイングアームのように見えます。が、なんだかファイナルギアケースが小さくないか? ドライブシャフトが左側にきているのであればミッションも完全に新設計。ではセルモーターは? ミッションケースの下にはチャンバー兼キャタライザーのようなものが見えます。液冷になったのは、厳しいエミッション規制をどこまで空冷ビッグボアエンジンでクリアしてゆくのか楽しみにしていたので少しさみしくはあります。いずれにせよこの画像の雰囲気ではまだ開発途上にあるようですので細部がどんどん変わってゆくかもしれません。当初GMGで発表する予定だったのかわかりませんが、いずれ11月25日に始まるEICMA、ミラノモーターサイクルショーにて明かされるのではないかと思います。
 
ただ、今の時点でも言えることは、吸気をVバンク内側に、排気をシリンダー外側に配置したということはDOHCにしたいからだろうということです。なぜならそうすればカムシャフトの駆動はクランクシャフトからチェーンかベルトで簡単にできるからです。今の吸排気方向のままだとベベルギアでもつかわないと不可能です。確か1996年のモトグッチ・ディのときにこのレイアウトのエンジンを路上展示してたカスタムビルダーがいました。エンジンの音も聞かせてもらったものです。さすがに音は忘れちゃいましたがあれから25年・・・・・などなど思いを巡らせつつ発表の日を待ちたいと思います。


mas
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RIPAの夏休み

モトグッチご愛用の皆様


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毎度ご愛顧いただきまして、有難うございます。
お伝えするのが遅くなりましたが、RIPAは下記の通り
夏休みとなりますので、ご不便をお掛けする事と思いますが
宜しくお願い致します。



2021年8月16日〜8月20日迄
21日(土曜)より平常通り営業致します。

RIPA-Shiga
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