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老兵若返る

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カリフォルニアの整備の続き、組み付けに入ります。その一部をご紹介しましょう。

まずバルブ。ルマン靴里發里鮖箸い泙靴拭
ただしカリフォルニアのバルブ径はIN41mm、EX36mm、ルマン靴離丱襯峽造錬稗裡苅苅蹌蹇■釘悖械沓蹌蹐任后2湛して傘を小さくしました。

右がカルフォルニアの元のバルブ、左がルマン靴離丱襯屐△修靴匿燭鹵罎ルマン靴離丱襯屬鬟リフォルニア用に加工したものです。ご覧の通り、野暮ったいカリフォルニアのバルブに対し、ルマンの方はステム下部から肉抜きが始まり、傘が薄く仕上げられています。



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バルブの擦り合わせが完了したならバルブスプリングのセット長をシムで調整します。画像のようにバルブスプリングをセットせずに計測するならば、リテーナー・コッター・バルブがきちんと密着するように強く引くなどしなければなりません。

セット長の指定は35.700mmから36.000mmです。この範囲を逸脱してバルブの作動に悪影響を与えるようなことになってはいけませんが、意識は「よりハードめに」と(笑)限りなく35.700mmに近づけるよう調整しました。



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これらが換えた主な部品です。

ピストンは数値上問題ありませんでしたがこの際交換しました。ピストンピンも厚みを増したルマン系のものに。コンロッドボルトは外したら交換。
メタルは磨耗はたいしたことありませんでしたが、張りを失ってメタルの裏側、コンロッドビッグエンドとの間にオイルが侵入し炭化した跡が見られたので交換しました。

お財布の小さい私にとってなかなかな出費になりました。しかしお客様にもお勧めするのですが、ここまで開けたらある程度思い切って換えられるものは換えるべきです。今回の交換には予防整備に属する部分が含まれています。今は何事もなくても、あとで「あのタイミングでやっとけば・・・・」ということはよくあります。エンジンを再びおろすとなると工賃は倍かかることになります。

あと、たいして劣化してない部品でも新品を組めば必ず変化があるものです。無駄な整備というものはありません。



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さて実は整備終了後すでに2000km近く走っています。先に無駄な整備はないと書きましたが、今回もそれなりに成果が感じられました。

雑誌のように「低速からトルクフルに力強く・・・・」みたいなことを書ければよいのですが、違います。穏やかに滑らかになりました。滑らかにアクセルに反応、そして高速道路で、巡航速度が10km/h以上あがりました。巡航速度・・・・つまり快適に走れる上限速度といえばいいでしょうか。大きなスクリーンをつけた私のカリフォルニアは、ある速度域から上は少しキツそうな気配を見せるのです。それが少し高くなったということです。

オイル消費が改善されるとともに前編に書いた「こんなもんだったっけ?」という部分が解消されました。きちんと動いているようでも少しづつ劣化が進んでいた証拠です。バルブとバルブガイドとタペットの磨耗以外は、目に見えて悪くなっていた部品があったわけではありません。が交換すればこの通り。機械の調子を出すというのはこんなに地味で地道なことなのでしょう。

ちなみに、知り合いのイグニッションコイルがパンクした話を聞いて、自分も今のうちに換えておかなければ!!という恐怖に襲われる方もいらっしゃいます。そんなときに例えば「強化対策コイルですよ」なんて何かをお勧めすればオイシイ商売ができるのかもしれませんが、悪くないものをわざわざ換える必要はありません。(ただし経年変化で内部抵抗が増して性能低下しているということはあります。念のため)

今回の整備、10万kmを越えたらやらないとならないのか?と思われた方もいらっしゃると思いますが、距離ではありません。私もオイル消費とプラグ汚れが起きなければやっていなかったかもしれません。整備状況、走行状況にも左右されます。ただ、やればやっただけ良くなることも感じていただけたかと思います。

mas

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