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1200cc OHC4Valve Engine-10

LPR fig9
---------クランクケース(クランクケースによるクランクシャフトマウント方法の違い。)
LPR fig9-a[KS].jpg
fig9-a

は、従来のOHVエンジンのクランケースですが、クランクシャフトのケースへのマウント方法は脱着できるベアリングを含んだフランジを設け6本のボルトにより取付けています。
この方法の利点は、使用過程のクランクシャフトジャーナル部が損耗した場合、内径がアンダーサイズ2種類の中から選定し修正した後組付ける事ができます。



LPR fig9-b.jpg
fig9-b

は、LPR系のクランクケースですがベアリングフランジはありません、ジャーナル部ベアリングはケースに圧入してありクランクケースと一体化しています。
この利点はfig9-bのクランクケースよりクランクシャフトを含めたケース剛性が上がりエンジンの揺れや振動低下に効果があります。

しかし、使用過程のベアリングとクランクシャフトジャーナル部の損耗が心配になるでしょうが、”オイル管理さえ怠らなければ”、クランクシャフトの損耗は殆ど問題になりません。
現在弊社で整備をさせていただいてます某LeMans-IIIは250,000km程走行していますが、一度もクランクシャフト系の整備は必要としていません現在も元気に走っています。



T.Shiga

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