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 カムシャフトは皆さんご存知のようにエンジンの性格を決定する大変重要なパーツです。クランクシャフトの回転数の半分で回転し、ピストン位置に応じた最適なバルブタイミングとなるようにエンジニアがデザインしたカムプロフィールに応じてバルブを作動(開閉)させています。


■クランクシャフトからカムシャフトへの駆動方法

 現在一番確実な方法と考えられ、四輪車・二輪車のレーシングマシンと一部の二輪車に使用されているのがギヤトレインです。素材の材質としてはレーシングエンジンではモリブデン鋼やチタン合金等が、量産車には鋳鉄に熱処理をしたものや鋼鉄が使用されています。 一般に強度の劣るアルミ合金は使用しません。MOTO GUZZIのVツインは初期モデルからV7Sportの初期型までヘリカルギヤによるギヤトレインが採用されていましたが、ローラーチェーンの品質が良くなった事とV7Sportの製造コスト削減の為か、後期型はタイミングカムチェーンによるものとなりました。
[●fig1.V7Sp-----fig2a./2b 1200-OHC4バルブ]



 fig.2bは、MOTO GUZZI1200 OHC4バルブのタイミングギヤセットです、中央のギヤがクランクシャフトに取付けられドライブギヤとして上側のカムシャフトギヤ、下側のオイルポンプギヤを同時に駆動しています。クランクシャフトのドライブギヤが二重になっているのが判ると思いますが、これは外側(上側)の薄いギヤでバックラッシュ側にストレスを掛けてギヤノイズを抑えるシステムになっています。
注:*バックラッシュとは---一対のかみ合うギヤの歯面と歯面との接触面のすきまの事で、ギヤがスムースにかみ合う為に必要なものです。


   

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