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第40回東京モーターサイクルショー

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金曜日、東京モーターサイクルショーに行ってきました。
モトグッチブースは同じくPGJのヴェスパやアプリリアと共に、入り口近くに陣取っていました。
 
V7シリーズを中心とした展示。
オートバイにあまり興味なさそうな(単に見た目ですが)タイプの女性がV7RACERをカメラに収めてたのが印象的でした。


 
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全体的に「アッ!?」と驚くようなものはなかったように感じます。が、気がついたものをいくつかご紹介。
 
まずはイタリア製、オメガ・ネック・ブレース
見た目はプロテクターのようですがその機能は少ないようで、ブレースは医学用語で固定器を指します。首を固定して転倒時のダメージを防ごうというものです。

ヘルメットの端がネックブレースに当たってそれ以上は首が曲がらないという仕組みです。持つとゴツイのですが装着感はかなり軽くて意識させないものでした。


 
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続いてAZという中国製リチウム電池。
発火のことについて伺ってみたら、なんでも極板の素材が違うという説明でした。携帯電話のバッテリーが酸化コバルト、電気自動車のバッテリーが酸化マグネシウムを使用するのに対し、これはリン酸鉄リチウムを使用しているそうで、これなら従来品と異なり可燃性ガスを発生しないのだそうです。
 
ただ鉛バッテリーと比べ、同じ容積なら容量が半分なのです。これは痛い。聞いた限りでは充電電流量には制限がなく、また回復率も良いらしいので走れば鉛バッテリーより早く補えるということでしたが、ライトオンで渋滞など、消費と供給のバランスが悪い状況が続くと心もとない気がします。


 
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これはDUCATIのDIAVELです。3つの走行モードが走行中でもワンタッチで選択できます。エンジン出力やトラクションコントロールで変化させるのです。こういう話題はカリフォルニア1400を紹介しつつ書きたかったものですが、残念ながら展示がありませんでした。
 
ちなみに係りの方が「劇的に変わりますよ♪」とおっしゃったので「ライダーは自分が上手になったって勘違いしますよね?」とお返ししました。
 
そうなんです。スロットル・バイ・ワイヤーですから、ライダーがどんな乱暴なスロットルコントロールをしようと、コンピューターが状況に応じてほどよく(笑)リアタイヤを駆動してくれてしまうのです。
大変だ!!速いひとが増えてしまう!まあそれはいいのですが・・・・

暑い寒いも甘受しなければならないし、何かが起きればヘヴィな結果でさえも自分が受け止めなければいけないのがライダーなのですから、あまりにイージーな環境ばかり与えられて(甘やかされて、は言葉が過ぎますか?)いいのかな〜?と考え込んでしまいました。
 
 
 
mas

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