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もしものときのために

皆さんは自身が交通事故を起こしたあとの治療のことを考えたことがありますか?

警察や救急が到着し、怪我をしていれば現場検証もそこそこに救急病院へと搬送されるでしょう。ほとんどの場合本人希望の病院に向かうということもなく、救急隊員の方の判断で適宜選んで要請してくださった受け入れ病院に向かうことになります。

もし万が一、脳挫傷や内臓損傷など待ったなし・意識なしの状態になってしまっていたら、可能な限り高度な設備と技術を持つ病院に効率よくタイミングよく搬送されることを祈るしかありません。
逆に打ち身と擦り傷程度なら、治療後は管轄警察署に出向いて調書作成など事故処理を済ませ、再び現場で愛車の憐れな姿に打ちのめされることもあるかもしれません。それでも翌朝は自宅のベッドで筋肉痛に耐えながら起きることができるのです。

あとは骨折など・・・・・
今回こんなことを書いていますのは、骨折・外傷などの外科治療において、治療方法・判断によってはその後の生活・社会復帰のレベルに差が出る場合もあるからなのです。同じ症例を診ても「とても複雑困難なのでせめて少しは動かせるようにしましょう」「これは困難を伴うけど最終的にはかなりな可動範囲を得られそうだ」などと。
ただしこれは前者を不可、後者を可と言ってるのではありません。でもなるべくならば元のカラダに戻りたいはずです。


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事故のとき重い怪我を負いやすいライダーが、急場でもあり高度な外科治療の情報を得にくいことに気づかれて医療情報サイトを立ち上げたのが、デザイン事務所ライズ・プロダクション代表の佐藤さんです。ライダーズ・メデイカル・インフォメーション・ジャパンというサイトで医療機関を得意分野別にリスト化されています。

一度は自分に関係のありそうなエリアをチェックしてみて、ブックマークしておかれることをお勧めします。さらに、もしものときは自分自身はパソコンを開けないので、ご家族や近い方にブックマークしておいてもらうことも大切です。

このサイトが役に立たないほうがよいのですけど、また活用するかしないかはそれぞれのご判断だとして、何も知らずにあとで後悔されるよりは選択肢を携えておくことは決して無駄ではないと思います。

mas

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